昭和電工が反発、今期経常最高益予想を27%上乗せ
昭和電工 <4004> が反発。8日大引け後、18年12月期の連結経常利益を従来予想の1315億円→1670億円に27.0%上方修正。増益率が2.1倍→2.6倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。
今期業績の上方修正は5月に続き、2回目。需給逼迫を背景に黒鉛電極の国際市況が上昇し、黒鉛電極の販売価格が想定を上回ることが上振れの要因となる。前日終値ベースの予想PERが9.0倍→6.7倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。
株探ニュース