大阪ソーダはプラス圏浮上、特殊ポリエーテルを用いた次世代リチウムイオン電池を開発
大阪ソーダ<4046>はプラス圏に再浮上。同社は午前11時に、山形大学及び同大学発のベンチャーであるBIH(山形県米沢市)と進めていた次世代リチウムイオン電池の共同開発について、大阪ソーダの特殊ポリエーテルを用いたゲル状電解質により高い安全性を示す半固体電池を開発したと発表した。
これまでのスマートフォンなどの電源として用いられているリチウムイオン電池は、低粘度の液体の電解質を使用しているため、液漏れや発火など安全性に課題があった。今回開発した半固体電池は、大阪ソーダの独自技術による特殊ポリエーテルを用いて電解液をゲル状にすることで安全性を大幅に向上させるだけでなく、充放電サイクル数の増加や充電時間の短縮といった高い電池性能を両立しているとしている。
株探ニュース