T&Sが大幅高で戻り高値クリア、日の丸半導体ラピダス巨額投資の恩恵波及も
ティアンドエス<4055>が大幅高で1月下旬の戻り高値をクリア、一時127円高の1853円まで駆け上がる場面があった。半導体工場向けにシステム開発や運用・保守などを行っており、次世代半導体の量産を目指す新会社ラピダスが北海道千歳市に5兆円規模の巨額投資で半導体生産工場を建設する計画を正式発表したことを受け、その関連有力株として注目度が高まっている。同社はフラッシュメモリーを製造するキオクシアを主要顧客に大型案件を獲得しているが、「(T&Sが手掛ける)半導体工場の生産管理システム開発や保守についてはレガシーでも最先端であってもその製品スペックなどは関係ない」(会社側)としており、今後ラピダス関連の巨額投資の恩恵が波及する可能性がある。
株探ニュース