イビデンが続急伸、サーバー向けICパッケージ基板の需要増え上期業績予想を上方修正
イビデン<4062>が続急伸し年初来高値を更新している。3日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を1300億円から1350億円(前年同期比6.5%減)へ、営業利益を60億円から100億円(同30.8%増)へ、純利益を5億円から50億円(同28.3%増)へ上方修正した。主に電子事業における前期からのパソコン買い替え需要が持続したことに加えて、サーバー向けICパッケージ基板の需要が順調に推移したことが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高648億2700万円(前年同期比11.6%減)、営業利益65億3600万円(同44.7%増)、純利益45億9600万円(同58.3%増)だった。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高3100億円(前期比4.7%増)、営業利益270億円(同37.2%増)、純利益150億円(同32.4%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース