ブレインズが急落、大型案件ライセンス販売計上の遅延で22年7月期業績予想を下方修正
ブレインズテクノロジー<4075>は急落している。前週末10日の取引終了後、22年7月期の単独業績予想について、売上高を11億6200万円から9億3100万円(前期比9.0%増)へ、営業利益を2億3300万円から1億4700万円(同6.7%減)へ、純利益を1億5600万円から1億2300万円(同12.2%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
第3四半期に見込んでいた大型案件の買い取りライセンス販売に遅延が生じ、商談リードタイムも想定より延びるケースが発生したことが要因。また、ソフトウェア製品の新バージョン・リリースに伴いエンジニアリング負荷が発生し導入作業の人員リソースが不足したことを背景に、足もとの売り上げが想定より減少したことも響くとしている。
同時に発表した第3四半期累計(21年8月~22年4月)決算は、売上高6億8500万円(前年同期比6.1%増)、営業利益1億2700万円(同4.7%減)、純利益9000万円(同4.1%増)だった。
株探ニュース