日化産が続伸、薬品事業の需要回復基調で22年3月期業績予想を上方修正
日本化学産業<4094>は続伸している。28日の取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を208億4000万円から216億9000万円(前期比10.4%増)へ、営業利益を29億3000万円から33億4000万円(同39.9%増)、純利益を21億7000万円から25億4000万円(同37.8%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期に新型コロナウイルスワクチン接種の進展などにより海外経済が持ち直したことを背景に、主力の薬品事業で需要の回復基調が継続していることが要因。また、非鉄金属相場が上昇基調にあり、建材事業やタイ子会社の業績が堅調に推移していることも寄与する。
株探ニュース