伊勢化、今期経常を16%上方修正・8期ぶり最高益、配当も35円増額
4107伊勢化学工業【連結】
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伊勢化学工業 <4107> [東証S] が12月22日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の31.5億円→36.5億円(前期は26.8億円)に15.9%上方修正し、増益率が17.1%増→35.7%増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.6億円→21.6億円(前年同期は14.8億円)に30.0%増額し、増益率が12.3%増→46.0%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の150円→185円(前期は120円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、ヨウ素の国際市況が前回予想時点での想定を上回る水準で推移するとともに、為替相場が前回...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、ヨウ素の国際市況が前回予想時点での想定を上回る水準で推移するとともに、為替相場が前回予想時点での想定を超える円安となったこと等により、前回予想を上回る見込みとなりました。 営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、前回予想時点での想定を上回る原燃材料価格の上昇等による減益要因はあるものの、上記売上高の増加要因により、前回予想を上回る見込みとなりました。
当社は、株主の皆様への利益還元に努めることを経営上の重要課題と考えており、利益配分につきましては、安定的な配当を維持することを基本としつつ、当期の業績及び中長期的な経営基盤の強化に向けた諸施策等を総合的に勘案して行うことを方針としております。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。 これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 このような方針に基づき、今回の通期業績予想の修正及び中期的な業績動向並びに設備投資計画等を総合的に勘案し、2022年12月期の1株当たり期末配当予想につきまして、2022年7月27日に発表いたしました配当予想の75円から35円増配し110円に修正することといたしました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.07-12 | 12,928 | 1,698 | 1,667 | 1,084 | 212.6 | 75 | 2022-07-27 |
連結 |
| 新 22.07-12 | 13,428 | 2,198 | 2,167 | 1,484 | 291.1 | 110 | 2022-12-22 |
連結 |
| 修正率 | +3.9 | +29.4 | +30.0 | +36.9 | +36.9 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.12 | 25,000 | 3,200 | 3,150 | 2,100 | 411.9 | 150 | 2022-07-27 |
連結 |
| 新 2022.12 | 25,500 | 3,700 | 3,650 | 2,500 | 490.4 | 185 | 2022-12-22 |
連結 |
| 修正率 | +2.0 | +15.6 | +15.9 | +19.0 | +19.0 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.07-12 | 11,060 | 1,495 | 1,484 | 972 | 190.8 | 70 | 2022-02-03 |
連結 |
| 予 22.07-12 | 13,428 | 2,198 | 2,167 | 1,484 | 291.1 | 110 | 2022-12-22 |
連結 |
| 前年同期比 | +21.4 | +47.0 | +46.0 | +52.7 | +52.6 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.12 | 16,859 | 2,185 | 2,137 | 1,343 | 263.5 | 90 | 2021-02-03 |
連結 |
| 2021.12 | 20,354 | 2,709 | 2,689 | 1,773 | 347.9 | 120 | 2022-02-03 |
連結 |
| 予 2022.12 | 25,500 | 3,700 | 3,650 | 2,500 | 490.4 | 185 | 2022-12-22 |
連結 |
| 前期比 | +25.3 | +36.6 | +35.7 | +41.0 | +40.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。