エネチェンジがS高カイ気配、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割
ENECHANGE<4169>がストップ高の6420円水準でカイ気配となっている。前週末12日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感されている。投資単位あたりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大を図り、株式の流動性を高めることが目的という。
また、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高21億8600万円(前年同期比74.6%増)、営業利益1億3700万円(同66.4%増)、純利益6100万円(同63.2%増)と大幅増益となったことも好材料視されている。
エネルギープラットフォーム事業で電力切り替え需要の増加により家庭・法人ともに切替件数が堅調に推移したことが牽引した。なお、21年12月期通期業績予想は売上高予想のみ発表しており、26億円(前期比51.8%増)を見込むとした。
なお、東京証券取引所は15日売買分から同社株の信用取引に関する臨時措置を解除すると発表。日本証券金融も15日分から増担保金徴収措置を解除すると発表した。
株探ニュース