カイゼンがS安ウリ気配、先行投資などで21年12月期業績予想を下方修正
Kaizen Platform<4170>がストップ安の700円水準でウリ気配となっている。12日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、営業利益を1億6000万円から収支均衡(前期2300万円の黒字)へ、最終損益を1億6000万円の黒字から1億4000万円の赤字(同1億700万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
ディーゼロの連結化に伴い売上高は22億円から22億4000万円(前期比32.8%増)へ上方修正したものの、新型コロナウイルス感染症影響での大型案件の取引停止による一時的な収益の悪化や来期の成長に向けた先行投資の実施などを考慮し、利益は下方修正した。
なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高15億6900万円(前年同期比31.6%増)、営業損益1000万円の赤字(前年同期収支均衡)、最終損益8800万円の赤字(同1200万円の黒字)だった。
株探ニュース