Appierが一時S高、21年12月期見通し上方修正を好感
Appier Group<4180>が急反騰、一時ストップ高となる前日比300円高の1598円まで上昇した。同社は今年3月に東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄で、人工知能(AI)を活用したマーケティング支援サービスなどを手掛ける台湾発のAIベンチャー。5日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上収益を109億4300万円から116億6100万円(前期比30.0%増)、最終損益を16億7400万円の赤字から14億2500万円の赤字(前期14億5400万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これが好感され買われている。
新規顧客の獲得や既存顧客の拡大が業績押し上げに寄与する。なお、同時に発表した上期(1~6月)決算は、売上収益55億5000万円(前年同期比37.7%増)、最終損益8億5800万円の赤字(前年同期9億5700万円の赤字)だった。
株探ニュース