大有機が5日ぶり反発、電子材料の販売好調で上期35%営業増益
大阪有機化学工業<4187>が5日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(19年12月~20年5月)連結決算が、売上高143億4200万円(前年同期比1.1%増)、営業利益23億8400万円(同35.2%増)、純利益16億9200万円(同26.8%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。
化成品・機能化学品の販売が減少した一方、半導体材料を中心に電子材料の販売が好調に推移したことが売上高・利益を押し上げた。また、原油安などで原燃料価格が下がったこともプラスに働いた。
なお、20年11月期通期業績予想は、売上高296億4300万円(前期比3.5%増)、営業利益37億円(同1.0%増)、純利益26億6000万円(同12.4%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース