ミライアルが急伸、非開示としていた22年1月期業績予想は大幅増益で15円の増配へ
ミライアル<4238>は急伸している。8日の取引終了後、非開示としていた22年1月期の連結業績予想について、売上高114億5000万円(前期比17.6%増)、営業利益17億円(同95.7%増)、純利益12億5500万円(同24.4%増)を見込み、未定としていた期末配当予想は25円にするとしたことが好感されている。
プラスチック成形事業に関連する半導体業界の需要が堅調に推移することで売上高が前期を上回るほか、工場稼働率の向上や新たな高機能樹脂製品の拡販が利益を押し上げるとしている。また、成形機事業に関連する自動車業界、電機業界の需要回復が見込まれることも寄与する。なお、年間配当予想は45円となり、前期実績に対しては15円の増配になる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高82億8300万円(前年同期比12.8%増)、営業利益12億3200万円(同2.1倍)、純利益9億2700万円(同15.7%増)だった。
株探ニュース