ミライアルが大幅安、23年1月期は17%営業増益見込むも材料出尽くし感
ミライアル<4238>は大幅安で3日続落。8日の取引終了後、未定としていた23年1月期の連結業績予想について、売上高141億円(前期比20.9%増)、営業利益22億3000万円(同17.4%増)、純利益15億6000万円(同11.6%増)を見込み、同じく未定としていた年間配当予想を55円(前期45円)にすると発表したものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
成形機事業において部品の供給不足が続いているものの、設備投資環境が回復基調であるほか、プラスチック成形事業に関連する半導体業界の需要も底堅く推移することから、堅調な需要による工場の高稼働率が維持される見通し。なお、第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高105億6400万円(前年同期比27.5%増)、営業利益18億3900万円(同49.2%増)、純利益12億9100万円(同39.3%増)だった。
株探ニュース