森六が後場一段高、今期業績予想を上方修正し発行済み8.8%の自己株式消却を発表
森六ホールディングス<4249>が後場に一段高となり、年初来高値を更新した。この日、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の見通しを1300億円から1480億円(前期比4.2%増)、最終利益の見通しを19億円から26億円(同93.1%増)に引き上げた。同時に、発行済み株式総数の8.8%に相当する150万株を11月22日に消却すると開示したほか、将来的にDOE(自己資本配当率)を3.0%に引き上げる新たな方針も示しており、ポジティブ視されたようだ。
4~9月期は自動車生産台数の回復や円安が追い風となったほか、稼働ロスの縮小や製品構成の改善などもあって、業績が計画を上回って着地した。上期の実績と為替レートの前提の見直しを踏まえ、通期の業績予想を見直した。
株探ニュース