網屋はカイ気配スタート、今期業績予想増額を受け気配値のまま新値圏突入も
網屋<4258>は大口の買い注文に値がつかず、気配値のまま株価水準を切り上げる展開。売り物薄で2月20日につけた年初来高値1207円を一気に上抜く可能性が高い。ネットワークやデータのセキュリティー対策で実績が高く、クラウド活用のストック型ビジネスに傾注している。同社は15日取引終了後、23年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益を従来予想の2億8000万円から3億2000万円(前期比22%増)に増額した。脱コロナで営業案件が回復したほか、前期実施した販売価格の値上げ効果が収益に大きく反映された。これが買い手掛かり材料となっているが、時価総額40億円台の小型株で底練りが続いていただけに、上値余地に目をつけた投資マネーの攻勢を誘っている。
株探ニュース