IGSは後場S高、ヤマハのコロンビアでの「初等教育への日本型音楽教育導入事業」に「Ai GROW」が採用
Institution for a Global Society<4265>は後場に入りストップ高。正午ごろ、子ども(児童・生徒)向け非認知能力可視化ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」が、ヤマハ<7951>が今後展開を予定しているコロンビアでの「初等教育への日本型音楽教育導入事業」に採用されたと発表しており、好材料視されている。
同事業は、文部科学省による「令和5年度第2回日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」に採択され、成果や課題について文科省とも検証・共有しながら進める事業。コロンビアの公立小学校の児童に対してリコーダーを使った日本型音楽教育のパイロット授業を実施するというもので、授業ではリコーダーの演奏技術を教えるだけでなく、ペアワークなどの共同での活動や探究活動を多く取り入れ「主体的・対話的で深い学び」を実践するとしており、知識を問う従来のテストでは評価が難しい「非認知能力」をスコアで可視化することや、AIを活用することで不要な評価の偏りを補正し、より公正な評価が可能であること、更に多言語対応も行っており、共通の評価軸で国を超えて測定・分析が可能であることなどが評価され、今回の採用に至ったという。
株探ニュース