石川製など防衛関連が一斉高、本命の三菱重も頑強な値動きでキナ臭さ暗示
石川製作所<6208>、豊和工業<6203>、細谷火工<4274>など全体波乱相場に逆行していずれも大幅高に買われている。ロシアのウクライナ侵攻が近いとの見方が広がるなか、有事リスクが意識され株式市場にはリスクオフ要因となっているが、防衛関連株に位置付けられる銘柄群には値幅取り狙いの投資資金流入が鮮明だ。市場関係者によると「防衛関連でも中小型材料株が買われるのは、短期資金によるマネーゲーム的な要素も強いが、これらに交じって三菱重工業<7011>が主力株総崩れの中で頑強な値動きを示していることは、軍事衝突リスクを示唆しているともいえる」(ネット証券マーケットアナリスト)という声も出ていた。
株探ニュース