カーリットHが続急騰、防衛関連の一角で人気集中し一時値上がり率トップに
カーリットホールディングス<4275>が続急騰、一時75円高の811円と7カ月ぶりの800円台を回復、プライム市場の値上がり率トップに買われる場面があった。岸田首相の防衛予算大幅増額発言を契機に防衛関連株への買いが一段と厚みを増している。そのなか、同社は爆薬やロケット推進薬を製造していることで、関連銘柄として物色人気化した。市場では「これまで防衛関連としてクローズアップされたことがあまりなかったため、同関連株としては新鮮味があり、信用買い残も少ないことから短期資金の参戦が相次いでいる」(中堅証券ストラテジスト)という見方が出ている。株価は急騰しているものの、時価予想PER10倍前後でPBRが0.6倍台と依然として指標面から割安感が強いことが、買い安心感につながっている面もあるようだ。
株探ニュース