ドリームインキュベータが急騰、有力投資ファンドの大株主浮上で思惑
ドリームインキュベータ<4310>が急騰、一時127円高の954円まで駆け上がる場面があった。同社は大企業向けに投資や経営の助言を行うコンサル事業を手掛けるほか、ベンチャー育成事業も行っている。業績は低迷しており、21年3月期は最終損益が21億500万円の赤字で、22年3月期は黒字転換が期待されるものの収益水準は低いと見られている。前日取引終了後の大量保有報告書で、アクティビストとして知られるユナイテッド・マネージャーズ・ジャパンが5.82%の大株主に浮上したほか、マイノリティ投資ファンドのヴァレックス・パートナーズが5.57%の大株主に浮上したことが判明、これが株価を強く刺激する格好となっている。
株探ニュース