トリケミカルが反発、先端半導体向け需要旺盛で第1四半期は増収増益
トリケミカル研究所<4369>が反発している。5月31日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高25億9400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益7億2300万円(同1.4%増)、純利益9億4400万円(同9.2%増)と増収増益で着地したことが好感されている。
データセンターなどに向けた先端半導体を中心に旺盛な需要が継続していることを背景に、半導体等製造用高純度化学化合物が好調に推移した。また、全社を挙げての経費削減に継続して取り組んだことも寄与した。
なお、22年1月期通期業績予想は、売上高107億円(前期比9.2%増)、営業利益27億円(同0.3%増)、純利益34億7000万円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース