CINCが一時23%超す下落、広告宣伝費の投入などで23年10月期は大幅減益予想
CINC<4378>が急落。下落率は一時23%を超えた。前週末9日取引終了後、22年10月期の決算発表にあわせ、23年10月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比66.9%減の6600万円となる見通し。大幅減益の計画を嫌気した売り注文が膨らんだ。
売上高は同23.4%増の22億2700万円と増収を予想する。マーケティング業務の自動化や効率化につながるクラウド型のサービスや、デジタル化支援サービスは堅調に推移すると想定するものの、円安進行に伴ってサーバー費用が増加する見込み。売り上げ拡大に向けた広告宣伝費用と人件費・採用費の増加や、新オフィス移転の影響などを業績予想に織り込んだ。
株探ニュース