ＣＩＮＣ<4378>が大幅安で、上場来安値を更新した。同社は１３日取引終了後、２３年１０月期通期の単独業績予想を修正。営業損益の見通しを１億４００万円の黒字から２９００万円の赤字（前期は２億９２００万円の黒字）に下方修正したことが嫌気されているようだ。

売上高予想も２２億２７００万円から１８億９７００万円（前期比５．１％増）に引き下げた。デジタルマーケティングツール「Ｋｅｙｗｏｒｄｍａｐ」の新規案件獲得の減少及び解約率の増加に加え、「Ｋｅｙｗｏｒｄｍａｐ　ｆｏｒ　ＳＮＳ」のサービス縮小に伴う値下げなどで、ソリューション事業の売り上げが当初予想を下回る見通し。また、アナリティクス事業も営業人員の育成遅延による新規獲得の減少や、コンサルタントの採用遅延及び退職者の増加から対応できる案件数が減少するとしている。

出所：MINKABU PRESS

株探ニュース