ラクスル、前期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ
4384ラクスル【連結】
業績修正PDF
ラクスル <4384> [東証P] が9月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年7月期の連結経常損益を従来予想の9億円の黒字→11.6億円の黒字(前の期は1.6億円の赤字)に29.8%上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億円の黒字→3.7億円の黒字(前年同期は0.7億円の赤字)に3.5倍増額した計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済環境の回復の兆しが見られた一方で、ウクライナ情勢に起...
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済環境の回復の兆しが見られた一方で、ウクライナ情勢に起因する資源価格の高騰、円安方向への為替変動等の外部環境の影響を受けた中、当期においては、ラクスル事業におけるダンボールワンやノベルティ、アパレルなどの領域の拡張、更にはエンタープライズ向けの顧客獲得も伸長したことに加えて、投資効率を重視したコストコントロールを継続的に実施したことにより、各段階損益及び当社が重要指標としているnon-GAAP EBITDAのいずれにおいても、前回公表の上限値を上回る見通しとなりました。 また、事業拡張に伴う人員の増加や、労働市場において競争力のある報酬体系への見直しなどを背景に法人税の税額控除の適用を受けた結果、親会社株主に帰属する当期純利益については、前回公表値を大幅に上回る見通しとなりました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.02-07 | 19,790 | 599 | 109 | -326 | -5.6 | - | 2023-03-10 |
連結 |
| 新 23.02-07 | 21,508 | 814 | 377 | 8 | - | - | 2023-09-07 |
連結 |
| 修正率 | +8.7 | +35.9 | 3.5倍 | 黒転 | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.07 | 39,300 | 1,550 | 900 | 1,000 | 17.2 | - | 2023-03-10 |
連結 |
| 新 2023.07 | 41,018 | 1,765 | 1,168 | 1,334 | - | - | 2023-09-07 |
連結 |
| 修正率 | +4.4 | +13.9 | +29.8 | +33.4 | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.02-07 | 18,939 | 503 | -71 | 1,097 | 19.0 | 0 | 2022-09-14 |
連結 |
| 予 23.02-07 | 21,508 | 814 | 377 | 8 | - | - | 2023-09-07 |
連結 |
| 前年同期比 | +13.6 | +61.8 | 黒転 | -99.3 | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.07 | 25,523 | 220 | 130 | 160 | 2.8 | 0 | 2021-09-10 |
単独 |
| 2022.07 | 33,980 | 462 | -167 | 1,021 | 17.7 | 0 | 2022-09-14 |
連結 |
| 予 2023.07 | 41,018 | 1,765 | 1,168 | 1,334 | - | - | 2023-09-07 |
連結 |
| 前期比 | +20.7 | 3.8倍 | 黒転 | +30.7 | - | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。