プロパテDBが急反発、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
プロパティデータバンク<4389>が急反発している。1月29日の取引終了後、21年3月期の単独業績予想について、売上高を21億2600万円から21億3300万円(前期比15.7%増)へ、営業利益を3億7000万円から4億6200万円(同45.2%増)へ、純利益を2億5000万円から3億1500万円(同45.0%増)へ上方修正し、あわせて従来9円を予定していた期末一括配当予想を11円に引き上げたことが好感されている。
同社はで、中長期的な成長を実現するための積極的な人材採用を計画しており、機動的な採用を実施しつつ、プロフィットセンターをクラウド事業本部に統合する組織改編などによる業務効率化を図ったことが貢献する。また、複数の大型案件の利用開始や既存顧客の堅調な利用拡大に加え、ソリューションサービス案件における案件執行力の向上により売上原価が減少したことも寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高15億7000万円(前年同期比19.0%増)、営業利益3億5500万円(同92.5%増)、純利益2億4400万円(同99.9%増)だった。
株探ニュース