FIGが大幅安、6月中間期業績は計画下振れでCB・新株予約権発行を決議
FIG<4392>が大幅安となった。23日の取引終了後、24年12月期第2四半期累計(1~6月)の業績に関し、売上高が58億6200万円(前年同期比16.3%減)、最終利益が2億9500万円(同13.7%減)で着地したようだと発表した。ともに計画に対し未達となり、最終利益は増益予想から一転して減益となる。加えて、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)と第5回~第6回新株予約権の発行に伴う資金調達も発表している。業績の下振れが嫌気されたほか、株式の潜在的な需給悪化リスクも意識され、売りを促す形となったようだ。
1~6月期は半導体市場の在庫調整が影響したほか、IoTセグメントではホテル関連サービスで苦戦を強いられた。7~9月期以降に半導体製造装置の受注回復を予想しているとして、通期の業績予想は据え置いた。CBと新株予約権はマッコーリー・バンク・リミテッドに割り当て、合計23億3600万円を調達する予定。成長投資資金などに充当する。
株探ニュース