トビラシステが急反落、今期増収増益見通しも中期計画の水準を下回る
トビラシステムズ<4441>が急落した。前週末9日取引終了後、22年10月期の決算発表にあわせ、23年10月期の業績予想を開示した。売上高は前期比18.9%増の20億円、営業利益は同10.9%増の6億円と、増収増益を見込むものの、中期経営計画で掲げた従来の目標水準をともに下回ったことが嫌気されたようだ。
同社は24年10月期を最終年度とする中期計画において、23年10月期の売上高を20億3100万円、営業利益を7億8100万円に伸ばす方針を示していた。今期はモバイル、固定電話、ビジネスホン向けの迷惑情報フィルター事業の成長を見込む半面、労務費や外注加工費などが増加する見通し。販売費及び一般管理費も増え、利益の抑制要因となる。
株探ニュース