Sansanが急落、6~11月期営業赤字で業績進捗遅れを懸念
Sansan<4443>が急落。一時400円安はストップ安となる1584円まで売られ、昨年来安値を更新した。13日の取引終了後、22年5月期上期(6~11月)の決算を発表し、営業損益が1億3300万円の赤字(前年同期6億8600万円の黒字)となった。通期の営業損益予想が4億5000万~8億円の黒字見通しにあることから、業績の進捗遅れを懸念した売りが膨らんでいるようだ。
中長期的な売上高の成長実現に向けた戦略を推し進めたことで、広告宣伝費や人件費が増加したことが要因。売上高については95億7700万円(前年同期比25.4%増)と引き続き高い伸びを示した。また投資有価証券売却益の計上により、純利益は5億7300万円(同47.8%増)と黒字での着地となっている。なお、通期見通しについて会社側では、期初に公表した内容から変更はないとしている。
株探ニュース