一工薬、今期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
4461第一工業製薬【連結】
業績修正PDF
第一工業製薬 <4461> が3月29日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→47億円(前期は37.7億円)に23.7%上方修正し、増益率が0.7%増→24.6%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.4億円→25.4億円(前年同期は23億円)に54.6%増額し、一転して10.8%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→14円(前期は12円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、前回予想値を若干下回る見込みとなりました。 損益面につきましては、『界面活性剤』や『...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、前回予想値を若干下回る見込みとなりました。 損益面につきましては、『界面活性剤』や『機能材料』セグメントのIT・電子用途等を中心とした高付加価値品の売上高が顕著に伸長しましたことから、営業利益、経常利益は、前回予想値を上回る見込みとなりました。国内の連結子会社において、固定資産の減損処理が1億71百万円発生しましたが、台湾の連結子会社において、工場移転による不動産の売却益が10億68百万円発生(親会社持分は、5億34百万円)しましたことから、親会社株主に帰属する当期純利益についても、前回予想値を上回り、各利益とも4年連続で過去最高益を更新する見込みとなりました。
●業績予想の修正に記載のとおり、通期の業績は好調に推移しており、各利益とも4年連続で最高益を更新できる見通しとなりましたことから、平成30年3月期の1株当たり期末配当金を前回予想の12円から2円増配し14円といたします。 なお、本件につきましては、平成30年6月開催予定の第154期定時株主総会での付議を予定しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 17.10-03 | 29,729 | 1,643 | 1,649 | 1,089 | 107.3 | 60 | 2017-10-31 |
連結 |
| 新 17.10-03 | 28,829 | 2,643 | 2,549 | 1,889 | 186.1 | 70 | 2018-03-29 |
連結 |
| 修正率 | -3.0 | +60.9 | +54.6 | +73.5 | +73.5 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2018.03 | 57,800 | 4,000 | 3,800 | 2,500 | 246.3 | 60 | 2017-04-27 |
連結 |
| 新 2018.03 | 56,900 | 5,000 | 4,700 | 3,300 | 325.1 | 70 | 2018-03-29 |
連結 |
| 修正率 | -1.6 | +25.0 | +23.7 | +32.0 | +32.0 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 16.10-03 | 26,488 | 2,327 | 2,300 | 1,536 | 146.3 | 60 | 2017-04-27 |
連結 |
| 予 17.10-03 | 28,829 | 2,643 | 2,549 | 1,889 | 186.1 | 70 | 2018-03-29 |
連結 |
| 前年同期比 | +8.8 | +13.6 | +10.8 | +23.0 | +27.2 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.03 | 52,782 | 3,439 | 3,200 | 2,198 | 208.2 | 50 | 2016-04-27 |
連結 |
| 2017.03 | 52,254 | 3,944 | 3,773 | 2,489 | 237.0 | 60 | 2017-04-27 |
連結 |
| 予 2018.03 | 56,900 | 5,000 | 4,700 | 3,300 | 325.1 | 70 | 2018-03-29 |
連結 |
| 前期比 | +8.9 | +26.8 | +24.6 | +32.6 | +37.2 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。