一工薬が買い気配、今期最高益予想24%上乗せ、配当も2円増額
29日、第一工業製薬 <4461> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→47億円に23.7%上方修正。増益率が0.7%増→24.6%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。
IT・電子向けを中心に界面活性剤や機能材料の高付加価値品の販売が伸びたことが寄与。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→14円(前期は12円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが15.7倍→11.9倍に低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。
株探ニュース