決算発表予定日 2024/05/13
4464東証S貸借
業種 化学

ソフト99コーポレーション 株価材料ニュース

1,473
+1
+0.07%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

ソフト99 Research Memo(4):2021年3月期はファインケミカル事業がけん引し、会社計画を上回る増収増益

特集
2021年6月23日 15時24分

■業績動向

1. 2021年3月期の業績概要

ソフト99コーポレーション<4464>の2021年3月期の連結業績は売上高で前期比9.7%増の26,802百万円、営業利益で同32.5%増の3,208百万円、経常利益で同31.8%増の3,408百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同15.6%減の1,539百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益を除き過去最高業績を更新した。売上高は2期振りの増収、営業利益と経常利益は3期ぶりの増益に転じた。コロナ禍における巣ごもり消費の拡大を追い風に、自動車用及び家庭用のファインケミカル製品の販売が好調に推移したことが主因だ。増収効果とプロダクトミックスの改善により売上総利益率が前期の36.6%から37.2%に上昇したほか、コロナ禍で販促費や広告宣伝費、出張費等を中心に販管費が抑制されたこともあり、営業利益率も12.0%と数年来で最も高い水準まで上昇した。なお、親会社株主に帰属する当期純利益の減益要因は、温浴事業の収益悪化に伴い、保有施設に係る減損損失1,239百万円を特別損失として計上したことが要因となっている。

事業セグメント別で見ると、売上高では不動産関連事業を除く3つの事業で増収となり、営業利益ではファインケミカル事業とサービス関連事業で増益となった。ポーラスマテリアル事業については、アズテックの子会社化に伴うのれん償却額68百万円の計上が減益要因であり、実質的には増益となっている。また、販管費の主な増減要因を見ると、人件費が157百万円増、運賃荷造費が85百万円増、のれん償却額が68百万円増となった一方で、販促費が66百万円減、広告宣伝費が13百万円減となっている。会社計画比でも売上高、営業利益、経常利益で上回ったが、主にファインケミカル事業の好調によるものとなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YM》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる