塩野義が後場上げ幅を拡大、新型コロナ飲み薬を承認後に政府が１００万人分購入で合意
塩野義製薬<4507>が後場上げ幅を拡大している。午後０時３０分ごろ、開発中の新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「Ｓ－２１７６２２」の国内供給に関して、承認後速やかに政府が１００万人分を購入することで厚生労働省と基本合意したと発表しており、これが好感されている。
同社の経口治療薬については、２月２５日付で条件付き承認制度の適用を希望する製造販売承認を申請しており、現在は医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）が審査をしている。なお、政府による１００万人分購入後も、一定数量を確保する方向で、協議が行われる予定としている。
株探ニュース