生化学は大幅反落、21年3月期は大幅営業減益で減配を予想
生化学工業<4548>は大幅反落している。24日の取引終了後、未定としていた21年3月期連結業績予想について、売上高266億5000万円(前期比7.0%減)、営業利益5億5000万円(同71.9%減)、最終利益11億5000万円(前期108億3900万円の赤字)を見込み、同じく未定としていた年間配当予想を中間・期末各10円の年20円(前期26円)にすると発表しており、大幅営業減益で減配見通しであることが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症拡大による国内外の販売減少に加えて、国内医薬品の薬価引き下げが影響した。また、米国で実施中の腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の追加臨床試験の被験者組み入れ促進策にかかる費用の増加も利益を圧迫したという。
株探ニュース