アンジェスがS高カイ気配、引き続き新型コロナの予防用DNAワクチンの共同開発を好感
アンジェス<4563>が前日のストップ高に続き、この日もストップ高の607円水準でカイ気配となっている。5日に大阪大学などと共同で新型コロナウイルス対策のための予防用DNAワクチンの開発を行うと発表したことが引き続き好材料視されている。
今回の共同開発は、アンジェス及び大阪大学が有するDNAプラスミド製品の開発実績を生かし、コロナウイルスの予防用DNAワクチン開発を目指すというもので、製造はタカラバイオ<4974>が担当する予定。DNAワクチン製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組み換えウイルスタンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することができるため安全かつ短期間で製造できる特徴があるという。なお、20年12月期業績への影響は精査中としている。
株探ニュース