アンジェスは後場一段高、新型コロナのワクチン製造にシオノギファーマが参画
アンジェス<4563>は後場一段高に買われている。きょうの前引け後に、大阪大学らと進めている新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンの共同開発におけるワクチン製造に、新たに塩野義製薬<4507>子会社のシオノギファーマが中間体の分担製造でタカラバイオ<4974>の協力体制に加わることになったと発表しており、これを材料視する買いが向かった。
ワクチン製造では、既にAGC Biologicsが中間体の分担製造、Cytivaが生成用資材の優先的な供給でタカラバイオの協力体制に参画している。今夏から開始を予定している臨床試験と並行して準備を進め、21年3月末までの20万人分のワクチン製造及び、その後の大量生産に向けてより確実な体制が構築されることになったとしている。
株探ニュース