アンジェスが急反落、新型コロナワクチンの開発に遅れと報じられる
アンジェス<4563>が急反落している。21日付の日本経済新聞で「2021年春の臨床試験(治験)終了を予定していたアンジェスのワクチンは、大規模な追加治験を求められたことから、治験時期の終了が遅れることがわかった」と報じられており、これが嫌気されている。
記事によると、条件付き承認を実質的に活用できなくなったため、追加治験が必要になるが、海外に比べ感染者数が少ない日本で数万人単位の治験を進めるのは難しく、海外での治験が必要となるという。また、実用化時期も予定していた21年中から22年以降にずれ込む見通しとしており、失望感が出ているようだ。
株探ニュース