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個人投資家hina:「上げたNTT、下げたそーせい。IPO月間も要注意」【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2023年6月29日 17時30分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年6月28日15時に執筆

『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】にレギュラー出演中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。増刷中です。

個人投資家に人気の銘柄それぞれの背景と値動きを追って見ています。NTT<9432>は25分割の権利取り最終日の本日28日は急騰。本日中にNTT株を100株保有すれば7月1日には分割で2500株になるということで、これを目当てに一気に買いが進みました。NTTは分割で強いかも、という見方はありましたが、政府が持ち分を売り出し、完全民営化してくるかもという需給悪の懸念もあり、手掛けにくい状態となっていました。

6月は4100円から4200円の間で保ち合い状態が続いていました。本日は分割権利取りで一気に+200円以上の上昇となっています。個人的には、政府が保有分を放出するかもという懸念は相当大きいと思っていましたので、ここまで引っ張ることはできませんでした。分割前に買っておきたいという人気はこんなに強いのですね。ここから買おうとは思えないところまで買われてしまいました。難しいものですね。

そーせい<4565>はストップ安が2日続いています。日経新聞に「そーせい、ストップ安 ファイザーが治療薬開発中止」との解説が載っていました。米ファイザー社が糖尿病などの治療薬「ロチグリプロン」の開発を中止すると発表し、そーせいにとってはロイヤリティ収入が今後入ってこなくなるということになり、業績の下振れ懸念から売りが殺到しています。

そーせいはマザーズ銘柄でしたが、今は東証プライムに市場替えになっています。

マザーズの頃から個人投資家に人気の銘柄でしたので、今も個人投資家が多く持っていると思います。時価総額も3000億円近くまで膨らんでいました。赤字バイオベンチャーとは違い、売上高も増加中、営業益も増加中と期待値は高めでしたが、ストップ安続きであっという間に株価は半減しそうな位置まで落ちてきています。明日はストップ安3日目となりますので、値幅は4倍措置となり、寄るとは思いますが、それにしても大きな下げとなりました。株はいつどうなるかはわからないものですが、バイオベンチャー株は特に突発的な急落も多いということを常に頭に入れて、ポジション取りをするべきだなと再再度、心に留めておきたい出来事となりました。

そして直近IPO銘柄も崩れ方が激しく26日にはアイデミー<5577>はストップ安、オービーシステム<5576>は-14%、リアルゲイト<5532>は-12%、Globee<5575>は-12%など、大きく売り込まれており、本日もそれは継続しています。このところIPO人気で初値が公開価格より大きく上で決まるものが多かったのですが、相場全体が一旦高値を打って調整局面入りしたことで、IPO銘柄群も雰囲気が悪くなってきています。ここから7月にかけてまだ20銘柄ほどの新規上場を控えています。相場の雰囲気が良い時ならさほど気にはなりませんが、全体の需給が悪くなってくると、他の銘柄群以上にIPO銘柄群は負の影響を受けるようなところがあります。上場したての銘柄はそれでなくても、株式に対する判断材料が少ない中、雰囲気に依るところは大きめになり、振り回しも激しくなりますので、ここから続くIPO月間の銘柄を触るときはいつも以上に気を付けてくださいね。

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執筆者名:hina

ブログ名:hinaの株ブログ

《TY》

提供:フィスコ

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