ナノキャリア<4571>は26日、商号変更、本店移転及び監査役会設置会社への移行など、これらに伴う定款の一部変更を発表。

同社は、mRNA医薬の創出を事業の柱とする新たな事業形態を端的に示すため、商号を「ナノキャリア」から「NANO MRNA」に変更する予定である。世界的に注目を集める新しいモダリティ技術「mRNA」を入れることで、mRNAに特化する企業として、グローバルで認知を図る。

また、業務効率及び生産性向上を目的とし、本社機能を愛宕グリーンヒルズMORIタワーへ移転する計画。効力は、本店移転日に生じる。資本業務提携を発表したアクセリードおよびIPガイアと同ビルに集合することで、業務効率アップを図る。

6月29日に、コーポレート・ガバナンス強化のため監査役会設置会社に移行する予定である。取締役会に業務執行の権限と責任を集中させ、取締役会から独立した非業務執行機関である監査役及び監査役会に取締役会への監査機能を担わせることで、牽制機能の強化並びに経営戦略のより迅速かつ柔軟な決定及び実行を図る。

《SI》

提供：フィスコ

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