大幸薬品<4574>は1日、野村證券<8604>に対し割当を予定している新株予約権発行に関し、補足説明資料を公開した。

調達総額約27.78億円のうち、2023年3月から2026年3月までに支出を予定している資金の使途と額は、医薬品の安定供給・品質向上のための設備投資に5億円、感染管理事業のマーケティング強化に係る広告宣伝に6億円、二酸化塩素のエビデンス強化に係る研究開発に6億円、M&Aを含めた新規事業に係る成長投資に5億円、財務内容の健全化に向けた借入金の返済に5.78億円としている。

同社は、業績成長へ向け、医薬品事業では自社ブランド「正露丸」「セイロガン糖衣A」などのリブランディングとインバウンド需要の取り込み、感染管理事業では空間除菌剤「クレベリン」の信頼醸成と二酸化塩素に関する規格化の推進を行うとともに、供給体制の強化を図ってゆくとしている。

《YI》

提供：フィスコ

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