大塚HDが大幅続伸、「ジンアーク」が米国で販売承認を取得
大塚ホールディングス<4578>が大幅続伸。25日午前8時30分ごろ、常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)治療薬「ジンアーク」(一般名「トルパプタン」)が、米国における初めてのADPKD治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)から23日(現地時間)に販売承認を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
子会社大塚製薬が創製したトルパプタンは、2014年3月に世界で初めて、難病であるADPKDの進行抑制の効能・効果で承認を取得した。15年にはADPKD治療薬として欧州、カナダ、韓国などで承認されており、承認国は現在、世界40カ国以上に拡大している。ADPKDは腎機能が徐々に低下していく遺伝性の病気で、米国では約14万人が罹患しているとされている。なお、業績予想には織り込み済みで、同件による業績予想の修正はないとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース