ラクオリアが4連騰で上場来高値、胃食道逆流症治療薬の新たなライセンス契約
ラクオリア創薬 <4579> [JQG]が4連騰し、一時ストップ高まで買われた。株価は13年5月以来、約4年7ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。28日、導出先の韓国・CJヘルスケアと、胃食道逆流症治療薬として開発中の「tegoprazan」のライセンス地域拡大契約を締結したと発表したことが買い材料視された。
これまでは東アジアと東南アジアを対象としていたが、新たにメキシコ、ブラジルなどの中南米、ロシアを含む東欧圏諸国、アラブ、イスラエルなどの中東地域にライセンス範囲を拡大する。これにより、同社はCJ社から契約一時金を受領するほか、CJ社が新たな地域で獲得するライセンス収入に対するマイルストーンや販売後のロイヤルティを受け取る権利を得る。
株探ニュース