窪田製薬HDがストップ高カイ気配、LEO Pharma社との共同研究契約を好感
窪田製薬ホールディングス<4596>がストップ高カイ気配。同社は16日取引終了後、100%子会社のクボタビジョン・インク(米ワシントン州)が、LEO Pharma社(デンマーク)と共同研究契約を締結したと発表した。窪田製薬HDグループは、白血球接着分子VAP-1阻害剤を発見。同阻害剤は炎症が原因の疾患を治療するための有望な新しい薬剤として期待され、新型コロナウイルス感染に伴う急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や、乾癬、アトピー性皮膚炎、糖尿病性腎疾患、ガンなどによって引き起こされる様々な炎症病態に効果があるとみられている。LEO Pharmaは皮膚科領域の医療用医薬品の研究開発、製造・販売に特化した世界的企業。窪田製薬HDは、LEO Pharmaとオープンイノベーションプログラムを利用したVAP-1阻害剤の共同研究を進めていく。
株探ニュース