神東塗が急落、同社製の一部製品に関する不適切行為の発表を嫌気
神東塗料<4615>は急落し年初来安値更新。きょう昼ごろ、同社製の水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料の一部製品について、日本水道協会の認証規格(JWWA K139)と顧客との協定に関して不適切行為があったことを明らかにしており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
会社側によると、K139とは異なる条件で得られた試験結果により認証を取得した疑いが確認されたほか、同規格に記載されていない原料を使用した疑いのある製品もあったという。また、顧客との間でK139との仕様を協定していたにもかかわらず、同規格を満たしていない非認証品を製造・出荷していた疑いも確認されたとしている。
株探ニュース