ファルコHDが大幅高で3日ぶり反発、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
ファルコホールディングス<4671>が大幅高で3日ぶりに反発している。23日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を425億円から429億円(前期比0.7%減)へ、営業利益を20億円から24億円(同2.9倍)へ、純利益を13億円から16億円(同28.7%増)へ上方修正し、あわせて26円としていた期末配当予想を30円に引き上げると発表したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大により首都圏及び関西などで再び緊急事態宣言が発令されたことを受けて、新型コロナウイルス感染症関連検査の受託が1月から2月にかけて伸長したことに加えて、アレルギーなどの検体検査の受託が増加しており、MSI検査キットの販売も堅調となっていることが要因。また、固定費削減効果も寄与する。なお、年間配当は54円となり、前期実績に対しては6円の増配になる予定だ。
株探ニュース