日パレットは大幅続落、第2四半期営業益17%減で通期計画進捗率47%
日本パレットプール<4690>が大幅続落となっている。同社は25日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比17.1%減の4億2400万円となり、通期計画9億円に対する進捗率が47.1%にとどまったことがネガティブ視されているようだ。
売上高は同4.4%増の37億7600万円で着地した。景気の回復傾向や「2024年問題」などを背景とした荷主からのパレット化による物流効率化の要請などで、商品の保管・輸送用のレンタル需要が好調だったほか、販売も堅調に推移。ただ、前期にパレットの新規取得額を増やしたことで減価償却費が増加し、これが利益面の重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
株探ニュース