BMLが大幅反発、国内有力証券が投資判断「オーバーウエート」でカバレッジ開始
ビー・エム・エル<4694>が大幅反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で新規に投資判断「オーバーウエート」、目標株価4700円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。
同証券では、受託臨床検査市場は、病床再編によるクリニックの開業増加、一般検査の保険償還点数の下げ止まりから、同社にとってポジティブな環境変化が生じていると判断。同社は地域分散戦略を進めているが、上記の事業環境変化は、各地域ラボの稼働上昇や収益性改善につながり、同業他社比で業績改善効果が大きいと評価している。また、各地域ラボにおいて進める自動化やDXによる運営効率化の施策効果も具現化するとみている。事業環境良化と地域戦略奏功による同社の中期的な業績拡大ポテンシャルは、株価には充分に織り込まれていないと指摘している。
株探ニュース