キタックが急反落、5~7月期営業赤字拡大を嫌気
キタック<4707>が急反落している。前週末23日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年10月21日~19年7月20日)単独決算は、売上高22億2600万円(前年同期比13.9%増)、営業利益2億7700万円(同24.9%増)、最終利益2億円(同21.9%増)となったものの、5~7月期では1億3500万円の営業赤字となっており、これを嫌気した売りが出ている。
同社は公共団体をはじめとして公共部門との取引が主体であり、売上高が特定の四半期に偏る傾向があることから、5~7月期は営業赤字となることが多い。ただ、前年同期は4300万円の赤字であり、赤字幅が拡大していることが売りに拍車をかけているようだ。
なお、19年10月期通期業績予想は、売上高26億7400万円(前期比8.1%増)、営業利益2億2700万円(同1.0%減)、最終利益1億7700万円(同5.1%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース