キタックが大幅続伸、22年10月期の営業黒字転換見通しなどを好感
キタック<4707>が大幅続伸。同社は3日取引終了後、22年10月期連結業績予想について、売上高30億9600万円、営業利益2億3400万円、純利益1億9900万円と開示した。今期から「収益認識に関する会計基準」を適用するため、単純な比較はできないものの、前期比での営業黒字転換(21年10月期営業損益は700万円の赤字)に加え、20年10月期実績を上回る見通しであることから、これらを好感した買いが優勢となっているようだ。
今後も強みである地質・地盤調査、土木設計、環境の3分野において培った技術力と豊富な業務経験に加え、ICT技術などの高度・先端技術の活用によるコスト競争力と高品質を武器に業績向上を目指す考え。特に同社の専門分野における技術革新は目覚ましく、常に最新の技術を業務に活用することが企業としての責任と考えているとし、引き続き人材育成と技術者教育を重要課題の一つとして取り組む方針としている。
株探ニュース