KeyHは年初来高値更新後マイナスに転じる、22年12月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
KeyHolder<4712>が年初来高値更新後マイナスに転じている。前週末21日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を200億円から220億円(前期比31.1%増)へ、営業利益を15億円から20億円(同2.7倍)へ、純利益を13億円から17億円(同3.7倍)へ上方修正した。これを受けて、朝高スタートしたものの、徐々に材料出尽くしとみた売りが優勢となっている。
総合エンターテインメント事業で乃木坂46に係るイベントなどが想定を上回る実績で推移していることに加えて、広告代理店事業で子会社FA Projectにインターネット広告事業及びインターネットメディア事業に関する事業が加わる効果を再精査したことが売上高・利益を押し上げる。また、映像制作事業で特番からレギュラー化を果たしたバラエティー番組が好調なほか、予算外の新規制作案件、引き続き特番の制作案件などを獲得していることなども寄与する。
株探ニュース