リソー教育---19/2期は営業利益が17.2%増、全セグメントが順調に推移し増収増益
リソー教育<4714>は8日、2019年2月期(18年3月-19年2月)連結決算を発表した。売上高が前期比8.5%増の244.96億円、営業利益が同17.2%増の25.29億円、経常利益が同18.7%増の25.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.1%増の15.76億円となった。
TOMAS(学習塾事業部門)については、完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前期比9.0%増の124.97億円となった。当期においては、TOMAS白山校(東京都)など9校を新規開校し、TOMAS渋谷校(東京都)を移転リニューアルした。
名門会(家庭教師派遣教育事業部門)については、100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は前期比1.5%増の48.73億円となった。当期においては、3校を新規開校し、2校を移転リニューアルした。
伸芽会(幼児教育事業部門)については、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2ブランドの充実を図り、売上高は前期比15.1%増の43.30億円となった。当期においては、2校を移転リニューアルした。
スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)については、学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は前期比5.5%増の11.53億円となった。
プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)については、情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は前期比12.3%増の16.31億円となった。
2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比10.2%増の270.00億円、営業利益は同19.0%増の30.10億円、経常利益は同18.1%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.2%増の18.00億円を見込んでいる。
《SF》
提供:フィスコ
株探ニュース