CAC Holdings<4725>の子会社であるシーエーシー（以下、CAC）は9日、クラウド心電図解析サービスを手掛けるエムハートを8日付で完全子会社化したことを発表。

エムハートは、CACが49%、モリーオ（本社：岩手県盛岡市）が51%を出資して設立した合弁会社であり、クラウド型の心電図解析サービス、医療機器の開発支援サービス、薬機コンサルティングなどを提供してきた。この度、モリーオが保有していたエムハートの株式のすべてをエムハートが自己取得したことにより、CACの完全子会社となった。

今回の完全子会社化により、エムハートは医療データ解析事業の事業拡張を図るとともに、CACと連携して新たな医療機器/ヘルスケア・ビジネスの開発に挑戦していく。心電図解析サービスに必要な解析業務などは引き続きモリーオに委託するなど、エムハートとモリーオの業務上の協力関係は継続する。CACは、エムハートの事業とAI技術などを有する同社のR&D部門との連携を強め、サービスの拡張を見込んでいる。

《SI》

提供：フィスコ

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